交通経済学
たまには真面目なお堅い本の紹介でもしようかなと思い、実家の本棚を見に行った際にこんな本を発見しました。
『交通経済学』山内弘隆・竹内健蔵著
学生の時、経済学を専攻していたこともあり地域経済学観点で何かを学ぼうと思った際に師事していた教授からオススメされた一冊です。
「交通インフラがどの程度の効用をもたらすのか」ということを突き詰めて解説してある内容です。
噛み砕いて言えば、「東京と石川を新幹線でつないだらどんな影響が出るだろうか」ということを数字を用いて表していく、ということです。
経済学書ではありますが、内容が内容だけにとっつきやすく、地域経済学の中では入りやすいのではないかと思います。
随所に用いられる言葉は専門的なものを少なくないため、経済学をかじっていない方は適宜調べていかなければならないですが、意外と面白いので、是非。