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文明の先にあるもの-Horizon Zero Dawn

 

 

皆様はオープンワールドのゲームはやりますでしょうか。

今回はPS4のゲームの紹介です。

 

 大災厄によって人類文明が闇に包まれてから1,000年後、人類に代わって機械の獣たちが大地を支配する世界が舞台となる、『Horizon Zero Dawn』(ホライゾン ゼロ ドーン)。

 

人間の生活した痕跡は自然に飲み込まれ、世界は原始の世界へと逆行してしまった。

旧世界から引き継いだいくつかの知識はあるものの、人間もまた同じく原始時代のように部族を作り、狩りを行なって生きるレベルまで退行してしまっている。一方で、現在地上を支配しているのは、獣を模した機械たち。

 

本作で生態系の頂点に君臨している機械獣。その名の通り、姿や行動までも本当の獣のように作られた機械で、おとなしいものもいれば凶暴なものまでさまざま。例外はあるものの、現実に我々が生きている世界での動物を模しているため、プレイヤー視点では姿を見ただけで凶暴化そうでないかは見分けることができる。無機物な機械が、有機的な姿をとって息づいているのは独特な魅力があり、眺めているだけでもおもしろい。

 

世界が何故ここまで変貌を遂げてしまったのか、また主人公の出生の謎を解き明かすため、この原始の世界を奔走します。

 

このゲームの何が魅力的かというと、圧倒的にグラフィックにあります。

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草木の息遣いや天候の微細な変化、機械生命体の金属の重厚感や電気的な印象、全て仔細に表現がなされています。

いろんなソフトを遊んできましたが、これが最もPS4のスペックを発揮できていると感じました。

 

ゲームの内容は、誤解を恐れずに言えば”機械版リアルモンハン”という感じでしょうか。

槍・弓・スリング・罠を用いて敵を排除したり、素材を集めて武具を強化してストーリーをクリアしていくシステムです。

敵は勿論機械生命体が主ですが、敵対する部族の人間であることもあります。

 

そのため細かい操作性を求められることも多く、難しいゲーム性を求める人にとっても嬉しいポイント。

 

またゲームを進めていくと「オーバーライド」という機械生命体を操るスキルを身に着けることができ、小型のものであれば騎乗することも可能です。

これが結構面白い。騎乗しながら戦い、敵が増えてきたら降りて共に戦うことも。

 

機械生命体との戦闘はとてもシビアで真っ向からいくとすぐに倒されてしまうこともしばしば。(むしろその方が多いです)

そのため、罠を設置しそこに追い込み仕留める、だとかヒットアンドアウェイで少しずつ削るとか、気づかれないくらい遠くから弓で射る、など様々な戦法を駆使しながら戦わなければいけません。

それがまた楽しい。

オープンワールドのフィールドの広さのちょうどよさを相まってとても良いゲームになっています。

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実際に本作は「PlayStation® Awards 2017」でGold Prizeとユーザーズチョイス賞を受賞しました。

Gold Prizeは日本を含むアジア地域で累計生産出荷数・配信数が50万枚を超えたタイトルに贈られる賞、ユーザーズチョイス賞は同地域のユーザーによる投票数の上位10タイトルに贈られる賞となります。

 

PS4をお持ちの方、Horizon Zero Dawnは絶対に勝っておくべきゲームですよ。

本日から追加コンテンツも入り値段もお手頃になったCompleteEditionが発売です。